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名古屋=世界コスプレサミット=ブラジル代表が二冠

ニッケイ新聞 2008年8月7日付け

 テレビ愛知が主催する「世界コスプレサミット二〇〇八」の決勝大会が三日、愛知県名古屋市で行われ、ブラジル代表が〇六年に続き二度目の優勝に輝いた。
 ブラジル代表のガブリエル・ニーメッツ・ブラズさん(26)とジェシカ・モレイラ・ロッシャ・カンポスさん(21)は、アニメ「爆裂天使」のキャラクターで二・七メートルもあるロボットの「ジャンゴ」と、青い髪の毛の「ジョウ」になりきり、栄冠を手に入れた。
 マンガやアニメのキャラクターになりきる「コスプレ」の世界一を決めるこの大会は〇三年に始まり、今年は日本、ブラジル、北アメリカ、フランス、中国など世界十三カ国から、予選を勝ち抜いた十四組が決勝戦に挑んだ。
 参加者たちは「コスプレ」の着ぐるみ姿で、数分の演技をして競う。ブラジル予選を共催したJBC(ジャパン・ブラジル・コミュニケーション)出版のリリースによれば、今年のブラジル予選は参加者全員が非日系人で、日本語でセリフを言うなどレベルは年々上がっているようだ。
 ブラジル代表が優勝したのは大会初の二度目。準優勝は中国代表、特別賞「ブラザー賞」に日本の大阪代表が入賞した。未だ日本代表が優勝したことはない。

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