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ニッケイ新聞 2008年8月29日付け

 去る七月十八日から二十日までの三日間行われた県連の「第十一回フェスティバル・ド・ジャポン」。「グアタパラ新聞」によれば、十九日には、グアタパラ移住地からもバス一台を貸しきって四十人ほどで訪れた。午前六時に出発し、午前十一時に到着したのだとか。ほかにもバス貸切で訪れた地方の日系団体関係者は多かったはず。そろそろ来年のフェスティバルの話が出てくるころだが、ぜひ斬新なアイデアで訪れる人を楽しませてほしいもの。
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 二十六日までサンパウロを中心に行なわれた沖縄県人ブラジル移民百周年祭典に続き、二十七日、南マット・グロッソ州都カンポ・グランデでも、カンポ・グランデ沖縄県人会(玉城諚二ジョルゼ会長)主催による百周年式典が行なわれた。ノロエステ鉄道敷設工事に携わった笠戸丸県人移民の入植からはじまった同地日系社会。現在の県系人口は約二万人に上るという。式典には、来伯中の安里カツ子副知事はじめ母県からの慶祝団、アンドレ・プチネーリ州知事ほか約一千人が出席し将来の交流強化を誓った、と沖縄タイムス社は報じている。次の舞台は三十一日、アルゼンチン・ブエノスアイレスで開かれる同国県人移民百周年式典に移る。

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