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福祉センター・希望の家に=琉球國祭り太鼓が8千レ

ニッケイ新聞 2009年5月6日付け

 エイサー太鼓団体「琉球國祭り太鼓」(浦崎直秀代表)は四月三十日、サンパウロ日伯援護協会が建設中の福祉センターと福祉協会「希望の家」に、四月五日にサンパウロ市アニェンビー国際会議場で開催した十周年記念公演「島に戻(むどぅ)てい」のスポンサー金の残りから、それぞれ四千レアルを寄付した。
 援協本部で行われた贈呈式には、浦崎代表、上原テーリオ公演実行委員長、上原武夫相談役が訪れ、浦崎代表から森口イナシオ援協会長、尾西貞夫副会長、上村ジャイロ希望の家理事長に手渡された。
 浦崎代表は、「皆さんのおかげで最高の公演になりました。温かい支援があるから私たちもこうして寄付ができます」と関係者に感謝を示して、「少ない額ですが本当に頑張ってくださいね」と二団体へ激励の言葉を贈った。
 祭り太鼓の一行は同日、ブラジル沖縄県人会へも二千レアルを寄付。また、公演当日に観客から寄せられた保存できる食料一・五トンを希望の家に寄付している。

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