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国際交流基金=細川周平氏が講演会=「ブラジル一世の文学活動」

ニッケイ新聞 2009年8月28日付け

 国際交流基金サンパウロ日本文化センターは、国際日本文化研究センター教授の細川周平氏による講演会「ブラジル一世の文学活動」を九月三日午後七時半から、同センター(Av. Paulista, 37, 2o. andar)で開く。ポルトガル語通訳付き。
 細川氏の専門分野は近代日本音楽史及びブラジル日系カルチャー。「サンバの国に演歌は流れる」「シネマ屋、ブラジルを行く」「遠きにありてつくるもの」などの著書がある。
 笠戸丸到着後の七年後に創刊されたブラジルで最初の邦字新聞に読者の投稿俳句が掲載される。 「移民の文学作品なしには邦字新聞の発行は考えられなかった」という視点から、ブラジルでの日本語文学文化史について語り、「外国での日本文学」の可能性について考える。
 講演に関する問合せは同センター(11・3141・0110)まで。

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