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花の歴史が一冊の本に=『花卉産業史序説』が完成=JICAシニアを中心に=出版記念会は23日

ニッケイ新聞 2009年10月10日付け

 ブラジルの花卉産業の歴史を詳細に綴った『ブラジル花卉産業史序説』(ブラジル花卉産業史編纂委員会、平中信行委員長、日・ポ両版)が完成した。1930~40年代の黎明期から80年代の発展期、現代にいたるまでの全伯花卉産業について記したもの。出版記念会は23日午後6時から、汎ズットラ花卉生産者協会(AFLORD、Av. PL do Brasil, km 4.5, Fazenda Velha, Aruja)で行われる。非売品。同書の問い合わせは同委員会(電話=11・4655・4227)まで。

 同書は、日本移民100周年を機会に日系人の花卉産業の歴史を残すことを目的に、発起人会(高梨一男代表)が2003年に発足。
 その後、JICAから派遣(06年7月~08年6月)されたシニアボランティアの坪井伸広氏(農学博士)が中心となり、生産者、図書館、セアザ関係者、生産地を取材、編纂作業にあたった。
 内容は「ブラジルの社会・経済・農業」「花卉類需要の展開」「花卉類流通の整備」「花卉類生産の動向と現状」「サンパウロ州主要花卉類生産地の展開」「リオ州とその他の花卉類生産」「花卉類の生産技術の展開」「ブラジル花卉類生産の将来と課題」の全8章。 なお、ブラジル花卉産業年譜、花卉類名日ポ対語表もあり、まさにブラジルの花卉栽培を知る好著となっている。
 案内に訪れた高梨代表、檀定則委員、大浦格委員、林広高委員らは、「我々は花は作るが、本は書けない。坪井さんのおかげで立派な本ができた」と喜んでいる。
 23日にある出版記念会には坪井氏も出席を予定している。

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