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兵庫県人会ピクニック=グァラピランガ聖地へ

ニッケイ新聞 2009年11月7日付け

 ブラジル兵庫県人会(尾西貞夫会長)では、10月11日に恒例の会員親睦ピクニックを行い、10年がかりで建築されたという世界救世教グァラピランガ聖地で、尾西会長はじめ各役員、元留学生・研修生、会員ら55人が楽しい一日を過ごした。
 先日まで曇り空だったのがうそのような快晴に恵まれた。予想外のピクニック日和となり一行は大喜び。ほとんどの参加者が同地初訪問で、立派に手入れの行き届いた「真、善、美」の文化の楽園に目を見張った。
 美しいグァラピランガ湖を望み、都会の喧騒を忘れて、一日ゆっくり会員同士の再会を楽しみ、1年分の会話を楽しんだ。日本庭園の大きな池には素晴らしい大小の錦鯉が優雅に泳いでいる。整備された広い食堂で、郊外の美味しい空気の中、全員お互いの再会を喜びながら和やかに昼食が進んだ。
 その後、お金を賭けないビンゴに移り、参加者からの寄付で集まった多数の賞品で大賑わいとなり、大変好評だった。また今年も、カンピーナス市の101歳、後藤留吉氏からピクニック参加者全員へ、美味しい柿酢、梅酒が送られて、参加者は大喜びで、「後藤さん、誠に有難う御座いました。心から感謝申し上げます」と役員らはお礼をのべていた。
 最後に、全員で記念写真に収まり、新鮮な空気を胸一杯吸って元気を補給し、午後5時過ぎには、予定通りサンパウロ市、県人会館前に到着、「また来年も必ず再会しましょう」と約束し、無事に終了した。(兵庫県人会通信)

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