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ニッケイ新聞 2010年2月11日付け

 水野龍の足跡をバイクで辿った中村ミルトンさんの旅は実は続きが。旅が終わった5日後の1月24日、サントス港から船で亜国ブエノス・アイレスへ。というのも「水野はブエノスから船でサントスに入ったから」。27日にブエノスに到着、2日の滞在後、再度船でサントス港に到着。「これでコンプレット(完全)になった」と嬉しそう。「昔の船はどうだったかな」と話しながらも職業がパイロットだけに、普段は空から眺める旅路の長さを〃体感〃したとか。
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 美空ひばりのフィルムコンサートが話題を振りまいているが、演歌歌手の五木ひろし(61)が6月にサンパウロで公演する計画が進められていることが、日本の報道で分かった。デイリースポーツのサイト版10日付け記事によれば、10日にハイチに義援金200万円の寄付をするために東京の日本赤十字社を訪れた五木ひろしは、「6月にはブラジル・サンパウロでコンサートを行うため、スケジュールが合えばハイチを慰問する可能性もある」とコメントした。五木ひろし本人がこのように訪伯を公言するということは、かなり計画が進んでいる証拠。08年にはかなわなかったが今度こそ実現か。
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 8日夜にあったレジストロ文協の新役員就任式。その来賓出席名簿が、同文協の地域への高い貢献、影響力の大きさを物語る。非日系の市長、市会議長、市議5人、同市の商工会議所会頭全員が参加した。金子国栄新会長の「文協に尽くすことは地域に尽くすこと」という決意に納得。〃中央〃の木多喜八郎会長も出席していたが、何か感じられましたか?

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