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東西南北

ニッケイ新聞 2010年2月18日付け

 コリンチアンスのロナウドが心機一転! 日韓W杯の時に前髪だけ残した大五郎カットにして話題を呼んだ同選手が、往年を思い起こさせる剃髪姿で練習場に現れた。W杯前最後の親善試合のメンバーから外れ、ドゥンガに覚えの良くないロナウドは、リベルタドーレス杯などでの活躍に最後の望みをかける。髪型だけで心証を良くするのは無理だろうが、サッカー選手なら誰もが夢見るW杯。ロナウジーニョらも含め、最後の最後まで夢をかけた戦いが続く。
     ◎
 熱狂的なカーニバルの様子が世界的にも知られるブラジルだが、アラゴアス州では14日、6カ月から7歳までの4人の子供を家に置いてカーニバルを見に行った母親逮捕という事件。今回が初めてではないとして、警察は子供を施設に保護。近日中に親戚に引き取り手がいないかを確認するという。楽しみたい気持ちは分かるが、これは無責任な親の氷山の一角。
     ◎
 サンパウロ市のショッピング・エルドラードにあったパルケ・ダ・モニカが16日に閉鎖された。別用途に使うためにスペース返還を求められたもので、17年間続いた子供のための広場は、ショッピング・ノヴァ・25で2011年に再開までの間1年半中断される。ショッピング側は顧客の要望が変化しているというが、「パルケがあったから、来ていた」という客もいる。最後の16日は3千人の顧客が集まり、一日を楽しんだ。
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 17日は灰の水曜日。罪を深く悔い改める者が頭に灰を被った故事からついた名で、この日から復活祭までは、日曜日を除いて40日となるため、四旬節(レント)と呼ばれる。ブラジルでは、肉を避け、魚を食べる習慣のある人達が多いが…。

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