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東西南北

ニッケイ新聞 2010年4月13日付け

 11日のサッカーサンパウロ州選手権準決勝第1戦、サントス対サンパウロの伝統カードが、期待にたがわぬ好試合となった。オウンゴールも手伝ってサントスが2対0と先行した後、選手退場で1人少ない状態となったサンパウロが後半戦で猛反撃。2対2のまま終るかに見えた試合は、終了間際にサンパウロのゴールキーパー、セニの脇を抜ける形でサントスのセンターバック(ザゲイロ)のゴールが決まり、本拠地での第2戦に弾みをつけた形となった。サントスのロビーニョの動きを封じ込めるなど、守備陣の動きや後半戦の猛攻などは、さすがサンパウロ。
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 土地なし農民運動(MST)の「赤い4月」の動きが本格化している。1996年4月17日に起きたパラー州エルドラード・ド・カラジャスでの大量殺害事件以来、同事件を記念して繰り返される「赤い4月」。初日の11日は、ペルナンブコ州サンサルバドールとアンタの製糖工場、セルトンの3農場に平和的侵入実施。今年の目的の一つは、社会的運動などに具体的な方針を示した事のない労働党(PT)のジルマ大統領候補から農地改革についての具体的な考えを引き出す事。この分野ではデスコニェシーダ(よく知られていない)のジルマ氏。民主社会党(PSDB)や民主党(DEM)同様、MSTを封じ込めようとするのかなど、知りたい事は山ほどあるMSTは、06年同様、一次投票では誰も公式支援しない旨をPTにも通達済みだ。
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 ペルナンブコ州で10日、養父により妊娠した10歳の少女の中絶手術が行われた。11日に退院した少女は、医師やカウンセラー、司法、社会面のサポートも受けるというが、年端も行かない少女が身近な人の被害者となる例が多過ぎる…。

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