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ニッケイ新聞 2011年2月25日付け

 「会長選挙はモメるだろう」—、20日の鹿児島県人会、定期総会を前に園田会長はそう記者に漏らしていた。シャッパを提出しなかった園田会長だが、いずれかの副会長が会長を承諾するとの思いが心中にはあったという。2014年に創立100周年を迎える同会は在伯県人会の最古の存在、これまで大勢の先人が支えてきた歴史がある。そんな歴史の重みを感じてだろう、議長の天達相談役は総会中、「土下座すれば会長になってくれるなら幾らでもやる」と候補者に対しそう何度も繰返していた。1世紀の節目を控えて何とかバトンをつなげるかどうかは、園田会長、役員、会員らの肩にかかっている。
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 鳥取県人会の総会には、県海外協会が開設に関わったミランドポリスの第二アリアンサ鳥取村からも支部長の細田英夫さん、県派遣教師の津村雄一さんが参加していた。第二アリアンサは今年85周年。7月後半に記念式典を予定しており、これから催しの内容を詰めていくという。5年に1度の記念行事。今回もアリアンサゆかりの人たちが大勢集まることだろう。
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 在サンパウロ日本国総領事館はカーニバル休暇のため、3月7日から9日まで休館する。

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