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東西南北

ニッケイ新聞 2011年4月14日付け

 リオ西部レアレンゴの市立校での銃乱射事件から一週間となる13日、現場に近い教会で行われた被害者追悼のミサに、約2500人の人達が集まった。最初はカトリックの司祭が約1時間のミサを執り行い、その後は宗派を超えた追悼式。遺族や教師、生徒らは感情の高ぶりを抑えられず、涙する人も多かった。ミサには、事件当日、容疑者の足を撃って動きを止めた軍警のマルシオ・アウヴェス軍曹も参加し、参列者から〃ヒーロー〃との賛辞を浴びた。12日にはミシェル・テメル大統領代行からの表彰も受けた同軍曹は、「私も父親だから、あなた方ほどではないにしても、大きな痛みを感じながらここにいる」と語った後、参列者に「学校を見捨てないで」と呼びかけた。
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 メキシコの北東部タマウリパス州で殺人事件が連続しており、同国のモラレス検事総長が12日、被害者の数は116人になったと発表した。同州では昨年、ブラジル人も含む72人の遺体が発見されて騒がれたが、今回の事件も麻薬組織セタスによる犯行と見られている。メキシコでは、2006年にカルデロン大統領が軍を動員して麻薬犯罪撲滅に乗り出してから、3万7千人以上が死亡。今回の事件も、麻薬組織の手先として働く事を拒んだ人達が殺されたものと見られるが、身元などの詳細は不明。同総長は、既に17人の容疑者を逮捕したという。

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