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東西南北

ニッケイ新聞 2011年5月10日付け

 各州で選手権覇者を決める試合が繰り広げられた8日。セアラとアラゴアス、リオ・グランデ・ド・ノルテは優勝者が決まったが、14、15日の試合で決まる州はサンパウロ州など。サンパウロ州のサントス対コリンチアンス戦は0対0の引分けで、前半終了間際に右大腿部の痛みを訴えたガンソが後半欠場となったのに勝利を逃したコリンチアンスには悔いが残る? ガンソは1カ月戦列離脱の可能性ありで、11、18日のリベルタドーレス杯準決勝の対オンデ・カウダス戦とサンパウロ州選手権決勝第二戦も欠場する事になる。
     ◎
 8日のTV番組がブラジルの学校給食の現場では、賞味期限切れの食材や大量廃棄される食べ物、栄養バランスの取れていない献立や衛生管理不備などの問題ありと報道。それと対比されたのは日本の学校給食で、生徒が配膳し、教師達も同じ物を食べる、献立もバランスが取れ、家族には献立と共に使っている材料などの情報も提供されているなどの違いを現地レポーターが報告。そこまでいくなら、ブラジルの学校給食改善法や汚職回避の方法も聞きたかった…。
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 南東伯では寒冷前線接近で9日から雨の予想も出ているが、リオ州海岸は8日も4メートルの高波と強い潮流に洗われ、少なくとも3人が死亡。8日に女性2人の遺体が回収された他、9日朝、捜索中だった漁師一人の遺体が発見された。

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