ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

ニッケイ新聞 2011年5月20日付け

 リベルタドーレス杯唯一のブラジルチームとなったサントスが、18日の対オンセ・カウダス戦第2戦を1対1で引き分け、準決勝進出を決めた。今回の立役者はまたしてもネイマール。ペナルティキックは止められたものの、競り合う試合での1点は大きい。18日が30歳の誕生日だったキャプテンのエドゥ・ドゥラセナにはペレの時代から遠のいているリ杯への夢が近づいた一瞬で、週末から始まるブラジル選手権(ブラジレイロン)はひとまずおいて、リ杯の残り4試合に全力集中となりそうだ。
     ◎
 ソロの歌手として30年以上活動し、作曲家としても知られるポール・マッカートニーが再び来伯する。昨年サンパウロ市やポルト・アレグレでコンサートを行った〃Up&Cominng〃と称するツアーの一環として、22、23日にリオ市でコンサートを行う同氏は、大衆音楽史上、最も成功した音楽家かつ作曲家としてギネスブックに名前が載っているという。
     ◎
 クラックより常用化し易く、常用者の3分の1が1年以内に死亡するといわれる麻薬〃オキシー〃が急速な広がりを見せている。19日にもピアウイ州警察が発見して押収との報道があったが、これで〃オキシー〃が押収されたのは連邦直轄区とその他13州。純度が低く燃やすと黒煙が出るのがクラックとの違いだが、怖さはそれ以上。

image_print