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東西南北

ニッケイ新聞 2011年5月27日付け

 サントスFCが25日、リベルタドーレス杯準決勝の対セロ・ポルテーニョ戦第1戦を1対0で制し、3度目の同杯優勝に一歩近づいた。先制点ではアシスト、終了間際には惜しいシュートを逃したネイマールは今回も台風の目玉役。
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 〃重税から自由になる日〃と銘打った企画実行の25日、サンパウロ市やベロ・オリゾンテ、リオ、ブラジリアなどのガソリンスタンドでは朝から長蛇の列。サンパウロ市スマレー大通りのスタンドは、普段2・799レアルのガソリンを1・31レアルで販売し、バイク約150台、乗用車約250台に給油した午後2時に、用意した6千リットルのガソリンが底をついた。53・03%にあたる差額1・489レアルは税金分で、企画参加のスタンドでは少なくとも2万5千リットルを売り捌いた。
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 サンパウロ州のクラヴィニョ市で、朝起きると門や扉に錠前がかけられ、家から出られないという事件が頻発。朝起きて、食事も済ませてさあ出勤と思ったら門に鍵。姪が来たから「入って」と言ったら「鍵がかかっているのにどうやって」と言われて当惑した人もいる。仕事中の事務所の扉を閉められた、引っ掛けておいた錠が持ち去られて他の家の門についていた、錠にあわない鍵を扉の下から投げ込んであったと被害報告は後を絶たず。単なる悪戯にしては性質が悪いと立腹する住民も。

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