ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

ニッケイ新聞 2011年12月6日付け

 ルピ労相辞任と聞き、汚職では6人目と考えると共に、ジウマ大統領にはまた飛び火せずに終るなとの思いがよぎった。民政復帰以降、政権初年で7人に引導を渡した大統領は初で、汚職政権の汚名を着せられても不思議ないのだが、アントニオ・パロッシ元官房長官など前政権からの閣僚経験者辞任も混じっているせいか、ジウマ大統領の任命責任を問う声は起きてない。日本で防衛大臣と野田首相の辞任請求が出ているのと対照的だ。
     ◎
 聖市イビラプエラ公園では3日にクリスマスにちなむ光のショーが始まり、5日は58メートルの大ツリー点灯式。ナタル・イルミナードと称する市の行事は、2日のエリオポリスでのオーケストラ演奏会やセー広場での合唱から、9日のグアラピランガでの54メートルのツリー点灯式などが様々。イビラプエラの光のショーは1月6日まで毎晩8時半〜9時。
     ◎
 4日に亡くなったソクラテスのような一生は、伯国のみならず、他国のサッカー史でも前代未聞だろう。記憶に強く残る名選手でありかつ医者で、民主化運動で国民を啓蒙したヒーローでもあり。それでいて、聖人然とするのではなく、酒と煙草で体調を崩す人間らしさも合わせ持ち…。まるで映画の主人公のようだが、コリンチャンスがブラジル選手権優勝を死出の旅へのはなむけとしたのもまた劇的だ。

image_print

こちらの記事もどうぞ