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力行会も年末餅搗き=「いっさい混ぜ物なし」

ニッケイ新聞 2012年1月4日付け

 ブラジル力行会(岡崎祐三会長)は恒例の餅つきを年末30日の午前中から聖市の同会館で行い、約60人の会員とその家族が集まった。昼過ぎにはそのまま忘年会となり、搗きたての餅を頬張りながら楽しい一日を過ごした。
 ハキハキと台所で先頭きって働く二世理事の福島清美さん(54)は、「ここの餅は見ての通り、いっさい混ぜ物なし。安心して食べられます。特に宣伝もしてないのに毎年注文が増えて、今年は90キロも搗いた。でも年々搗く人が減って困っています」という。
 ある来場者男性は、「ここの餅はよくある混ぜ物が入っていない。純粋にもち米だけ。それに人が杵で仕上げをしているから、解凍した後にお雑煮に入れてもダラーッとしない」と誉めた。
 伯国の永住ビザ更新のためにカナダから来伯していた伊能弘治さん(74、千葉)も餅つきに参加し、「ブラジルの暑いのが懐かしい」と笑う。62年に力行会を通して移住していたが、カルガリーに住む娘に呼ばれて06年から同地に在住している。この時期は毎朝零下10度になるといい、「サンパウロに比べるとあちらは治安も良いし、渋滞もなくて過ごしやすいけど、とっても寒い」と比較した。
 会館サロンの壁いっぱいに、昨年8月から始められた絵手紙教室の参加者15人の作品が貼られていた。講師の大塚弥生さんは「みなさんみるみる上手になって。すごいでしょ。もっと多くの人に参加して欲しい」と呼びかけた。
 岡崎会長(69、大阪)も、「不思議なことに、総会よりも餅つきの方に参加者が多い。二、三世にも餅つきの魅力を覚えてもらい、もっと来てもらいたい。とにかく女性陣ががんばってくれている」と喜んだ。
 午後2時には全員がサロンに着席し、永田久元会長が乾杯の音頭をとって忘年会になった。

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