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東西南北

ニッケイ新聞 2012年1月27日付け

 25日夜起きたリオのビル崩壊はTVなどでも大々的に取上げられているが、「今回崩れたビルは割と旧く、質の悪い材料を使ってごまかすような手抜き工事はされてないだろう」「この頃のビルは毎年の点検を行っていればまず大丈夫」という専門家の言葉に、車や電化製品と同じかと思わずつぶやきたくなる人も多いのでは。建設ブームで人手も資材も不足してなんて状況は危険と言ったら勘ぐり過ぎかもしれないが、電化製品などは昔の方が物持ちがいいのは周知の事実。技術が進み、高品質の材料が開発されても、保証期限が切れるか切れないかで壊れたなんて話をすると、壊れるまでの時間の計算が上手になったとのことばも返ってきそう。良い材料、高い技術で良心的な仕事にお目にかかるのは難しい? 26日に回収された遺体中、最初に身元が確認されたのは市立劇場前で働いていた資源ごみ回収業者だった。
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 24日にハダジ氏応援のため、癌闘病中の体を押してブラジリアに向かったルーラ前大統領は、翌25日に聖州に戻り、今度は同じく癌で闘病中の二枚目俳優、レイナルド・ジアネッチーニの見舞いに訪れた。2人は仲良く肩を組み、共に親指を立て、ニッコリと写真に収まった。ルーラ氏来訪にはレイナルドも勇気づけられただろうが、2人の力強い写真は伯国の多くの癌患者に勇気をもたらすはず。

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