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力行会=〃さっぱり味〃が大好評=フェイジョアーダ会に150人

ニッケイ新聞 2012年5月4日付け

 ブラジル力行会(岡崎祐三会長)による『フェイジョアーダ会』が29日にあり、約150人がこだわりの〃さっぱり味〃を満喫した。
 「準備を始めたのは2日前の夜。一晩夜通しで灰汁を取り続けた」。料理長として厨房を切り盛りした永井厚子さん(50、二世)は「肉を何度も洗い、余分な油を落とした薄味が特徴」と胸を張る。
 夫婦で訪れた高橋ルイーザさん(58、二世)は「フェイジョアーダは濃い味付けが普通。油が少なくて上品な味だと思った」と絶賛。
 初めて同会のイベントに参加した末松扶美江さん(80、二世)も「息子夫婦と一緒においしく食べた。3歳の孫も全部食べきって満足」と笑顔で話した。
 同会は昨年から始まり今回で4回目。イベント運営の主体は若い二世らが担った。岡崎会長は「一世が少なくなってきている今がコロニアの変わり目。こういったイベントで徐々に世代交代を図っていけたら」と期待をかける。
 次回の開催は11月頃を予定しており、今後も年間2回ほどのペースで実施していくという。

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