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東西南北

ニッケイ新聞 2012年6月6日付け

 南伯と南東伯は5日、数日続いていた穏やかな秋空から急激に冷え込んだ。南極に起源を持つ寒冷前線の影響で、サンタカタリーナ州山岳地帯のサンジョアキンでは0・8度、南大河州のボン・ジェズスでも1・6度と、冬を迎える前に既に0度近い気温を観測。冷え込みはまだ続き、サンパウロ市でも7日には最低気温が12度になる見込み。雨も7日まで続くという。季節の変わり目はくれぐれも体調に気をつけて。
     ◎
 給与未払いを理由にフラメンゴを退団し、パルメイラスや中国のチームが獲得かと噂されていたロナウジーニョが、4日にアトレチコ・ミネイロと契約を結んだ。ロナウジーニョ本人は早速練習に参加しており、早ければ6日に本拠地で行われる対バイーア戦に出場の意欲を見せているが、フラメンゴ退団が暫定令であることなどから、ブラジルサッカー連盟が即登録するかが注目される。
     ◎
 リオ南部のレブロン地区の歴史あるショー会場であるスカラで5日朝、改修工事用の足場が崩壊する事故が起きた。同劇場は現在改修中で、鉄パイプなどで作った足場が崩れる時、建物の一部も壊れた。この事故でアフラニオ・デ・メロ・フランコ大通りが通行止めとなったが、幸いけが人はなかった。リオでは1月にも市営劇場近くのビル倒壊が起きており、古い建物の管理がイベント続きの人気都市の課題に。

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