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東西南北

ニッケイ新聞 2012年6月19日付け

 きょう19日、サンパウロ州水道局(Sabesp)はサンパウロ市東部の一部で水の供給をストップする。時間は8〜23時までで、同地域の貯水場の浄水作業のためでSabespによると「通常作業の一環」とのこと。対象となるのはシダーデ・チランデンチス、コンジュント・バーホ・ブランコなどの14地区で、Sabespは対象地区の住人に水の節約やペットボトルの利用などを呼びかけている。
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 2009年にブラジル全体で159人の死者を出した、豚から発生したウイルスによるH1N1型インフルエンザが南伯で目立ちはじめている。今年の1月から6月17日までに、パラナ州で5人、サンタカタリーナ州で22人、南大河州で2人の死者が出ているという。予防策としては、こまめに手を洗う、汚れた手で顔を触らない、くしゃみや鼻をかむときはティッシュペーパーを使う、換気を良くするなどが薦められている。
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 アラブ料理がサンパウロ州民の生活に定着していることからもわかるように、サンパウロ州には中東からの移民も多く、サンパウロ市では6月26日から7月22日まで第7回アラブ映画祭が開催される。シネSESC、シネマテカ、シネオリンド、CCBBなど4会場で32本の中東の映画が公開される。詳しくは公式サイトhttp://icarabe.org/mostras/mundoarabe2012/まで。

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