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海外移住旅行社=南米に初の事務所開設

ニッケイ新聞 2012年7月25日付け

 百年近い歴史を持ち、笠戸丸移民時代から日本人移民をブラジルに送り出してきた「海外移住旅行社」(東京都)の保崎利根雄代表取締役(62、東京)が、当地に事務所を開設する準備を進めるため来伯した。
 同社の前身は、戦前にブラジル移民事業を請け負った海外興行株式会社。現地に日本人学校や銀行を設置するなど多方面で移民をサポートした。第二次世界大戦時に閉鎖されたが、1954年に移民部門が南米移住旅行社として独立、民間としては初めて戦後の呼び寄せ移民を送り出したほか、日本唯一の代理店としてビザ発行業務を行なった。現在は一般旅行社や進出企業向けにサービス提供している。
 「古くからあったのに、現地の旅行社と業務提携するだけで自分の事務所がなかった」と保崎代表取締役。近い将来にW杯やオリンピックも控えており、観光客や関係者の渡航増も見込まれることから、伯国に事務所開設を決意。現在聖市に仮の事務所を設置し、場所の選定を行なっている。
 保崎代表取締役「まだ時期的に遅すぎることはない。私が元気なうちに事務所を開けて、次世代に引き継いでいきたい」と意気込みを語り、「遅ればせながらやってきたので、設立の暁にはご利用頂きたい」と話した。

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