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ニッケイ新聞 2012年10月27日付け

 コチア青年の白浜清俊さんが移住した頃は「焼畑農業くらいしかなかった」というミナス州カンブイ市。しかし、別段農業が難しい土地だったわけではなく、「ブラジル人は駄目だと思ったらすぐに諦めちゃうから」が理由のようだ。でも、お蔭で日本人に活躍の場が出来たとも言えそう?
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 県連会議後の懇親会で聞いたある役員の話によると、フェスティバルの入場者数や出展規模は毎年大きくなっているが、2010年度が約40万レ、11年度が30万レと収益は反比例して少なくなっているのだとか。追加してかかる経費が、入場料収入や出展料の増加分を大きく上回ってしまうという。ちなみに今会議で発表された12年度の黒字額は何と4万レ強。「想定外の」ロードレース赤字分がなかったとしても約20万。毎年10万レ単位で目減りしていることになるが、来年は果たして…。

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