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届け! 祝賀のエール=都友会と文協がドミコン=東京五輪誘致成功を祝い

ニッケイ新聞 2013年10月23日

 2020年東京オリンピック開催決定を祝う「文協ドミンゴ・コンサート」を、文協音楽委員会と東京都友会が先月29日に開催した。約130人が出席し、ギタリスト、ダニエル・ムハイさんの奏でる音色に聞き入った。
 あいさつに立った都友会の坂和三郎会長は、「この度、東京が1964年来の願望であった五輪招致を勝ち取った。サンパウロから祝賀のエールを届けたい」とコンサート開催に込めた想いを語った。
 「記念すべきイベントに参加させてもらえて嬉しい」と喜んでいたダニエルさんは、オリジナル曲から日本人作曲家・武満徹氏の楽曲まで、2時間の演奏を披露。津軽三味線奏者のロドリゴ・モントーヤさん特別出演によるギターと三味線の共演もあり、会場に静かな感動を呼んだ。
 ダニエルさんは15歳の時にフランスの国際ギターコンクールで準優勝し、5年前にCDデビューした。ブラジルや欧州などでツアーを開催している。
 坂和会長は「『すばらしいコンサートだった』と都友会に電話で感想を寄せた人もいた。五輪にふさわしいコンサートになった」と満足気に語った。

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