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東西南北

ニッケイ新聞 2013年11月15日

 10月に、動物実験に反対する動物愛護活動家の侵入によって犬178匹を解放されたサンパウロ州サンロッケの動物施設「インスティチュート・ロイヤル」が13日未明、またも活動家たちに侵入され、今度はネズミ類約300匹を失うこととなった。今回侵入した約50人の活動家たちは、ブラック・ブロックスのように顔を黒い布で隠していた。動物実験に対する反感感情に関しては世論調査などでもサンパウロ州民からは好意的に理解されてもいたが、善意だと信じていることを、世論の9割方が嫌っているブラック・ブロックス流のやり方で実践するというのはいかがだろう。
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 ブラジル出版界最高の栄誉とされるジャブチ賞の発表が13日にサンパウロ市で行なわれ、人気コラムニスト、ルイス・フェルナンド・ヴェリッシモの「ジアーロゴス・インポッシーヴェイス」と、アウダーリオ・ダンタスによる、70年代の反軍政の代表的存在であったウラジミール・エルゾーギに関する「アス・ドゥアス・ゲーラス・デ・ウラド・エルゾーギ」がそれぞれ今年度の最優秀書籍のフィクション、ノン・フィクション部門で輝いた。両者への賞金は3万5千レアルとなる。
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 14日本紙でも報じたように、故ジョアン・グラール元大統領の棺が死因解明のためブラジリアに運ばれ、それをサルネイ、ルーラ、ジウマといった歴代大統領が迎えた。棺が運ばれると、未亡人のマリア・テレーザさんが感極まって泣き崩れ、それをジウマ大統領がなぐさめる一幕も見られた。ジウマ氏はスピーチで民主主義の重要性を改めて主張した。

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