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ニッケイ新聞 2014年2月22日

 商議所の部会長シンポでは、W杯に関して「優勝すればもっとお金を使ってくれそうだが、万が一、下位で終わったらデモが激しくなるなどリスクばかり…」と懸念する声も聞かれた。もし下位ならば、大統領選でもジウマ支持が減って野党が台頭するなど、政局が乱れ、それが経済に影響を及ぼす可能性もあるようだ。今年もインフレは上限にちかい6%程度、Selic金利は更に上昇との予測が出されており、アルゼンチンやベネズエラなどのブラジル主要輸出先の政情不安も不安要因のようだ。ある部会では「選挙後の変化に期待」とすでに、今年10月までを諦めているような発言まで。商議所サイト(jp.camaradojapao.org.br/camara-em-acao/simposios)に資料が掲載されているので、詳しくはそちらをどうぞ。

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 本紙サイトリニューアルに伴い、元TBSアナウンサーで現在はフリーアナとしてサンパウロ市に滞在する竹内香苗さんのコラムが20日から始まった。同局には11年間勤務し、「みのもんたの朝ズバッ!」など数多くの看板番組に出演。滞伯2年目を迎え、今月中旬には男児を出産した。生活者の視点で日本に向けブラジル情報を発信していく。

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