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 先週晩、外出自粛令下の中、サンパウロ市のメトロ・サウジ駅周辺を歩いているとグラッサ教会(Igreja Internacional da Graça de Deus)ではミサが行われていた。「外出自粛令で禁止されているはずだが」と思って、ガラス張りのドア越しに中の様子を覗いてみると、約100人は収容できるであろう大広間に信者が5人程いただけ。各信者は2メートルずつ距離をおきマスクを装着しての礼拝。聞く所によると、コロナ対策をして週に2回程ミサを行っているとか。同教会はキリスト教の中でも新教ペンテコスタル派で有名。創立者R・R・ソアレス氏はボウソナロ大統領とも仲が良いことで知られる人物なので、もしかして特別扱い?

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 ドリアサンパウロ州知事は27日の記者会見で、6月1日から若干の外出自粛緩和措置をとることを発表した。詳細は1面3段記事を参照。先週から今週初めの臨時休日中の自宅待機率が比較的に良かったこともあり、緩和方向に舵を取ることにしたようだ。地方部のコロナ患者数がごく少ない市を中心に緩和される。ただし、サンパウロ市近郊の38市は6月15日までは今の自粛体制のまま。とはいえサンパウロ市では緩和対象になる業種が出てきそう。各業界団体や自宅待機率、病床占有率などを総合的に考慮して、6月2日以降から段階的に緩和して行くようだ。今後、詳細が徐々に発表されそうだ。たとえ州が解除した地域でも、今後の感染の危険がなくなるわけではない。引き続き自主的な「半自粛」をして注意する必要がありそうだ。

 

 

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