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ニッケイ新聞 2014年3月18日

 先週、創立30周年を祝ったサンパウロ大学生援護連盟(ABEUNI)。貧困地域での医療活動のほか、フェスタ・ジュニーナやアベウニ祭りなど、様々な慈善イベントを開催している。また「Educando o
futuro」と題し、ファヴェーラや児童施設などで子どもを対象に、遊びを通してグループ活動や規律、他者に敬意を払うことの大切さを教える活動も継続。随時寄贈品や寄付金を受け付けているので、関心のある方はサイト(www.abeuni.org.br)まで。

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 ADESCは現在、記念誌『道―MICHI』(約400頁)を作成中。2009年のADESC法人登録十周年を記念した『絆―KIZUNA』以来2冊目となるが、今回は「自分たちの活動を子や孫に伝える」のが目的。そのため日ポ両語で普段のフェイラや親睦大会、研修、旅行、慈善活動の様子がまとめられ、関係者からのメッセージも。おばあちゃんが孫に自分たちの歩んだ道のりを教える、自慢の一冊となりそう。10月の刊行を目指している。

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 広い会館を持つ鹿児島県人会、やはり収入面で貢献するのは宿泊費だ。最大15人程度収容で昨年は約6万レだった。光熱費による年間支出は電気代約5千レ、ガス代557レなのに、水道代はなんと約1万3千レ。一月千レ以上だが、「どこかで水漏れしているんじゃ…」といったうわさも。会館売却は園田会長の任期中に片したい問題の一つだが、買い手が見つかるまで、まだまだ時間がかかりそう。

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