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東西南北

ニッケイ新聞 2014年3月22日

ブラジルは20日午後、暦の上の秋に突入したが、サンパウロ市では夏の間(12月21日 ~3月20日)の平均気温が平年より2度以上高い31・3度を記録した。サンパウロ市では今年、観測史上最も暑い1月と2月を記録し、26日連続30度以上も計測。2月4日未明の最低気温は25・3度で、サンパウロ市史上2番目となる熱帯夜も記録した。その間、大サンパウロ市圏やカンピーナス地方の市民が不安に感じているカンタレイラ水系の水位も14・6%まで下がっている。3月の気温はやや落ち着き、降水量も平年並に戻る気配を見せているが、これからの秋の天候とカンタレイラ水系の行方やいかに。

警察の発表によると、1月から3月19日までの間に、サンパウロ市地下鉄やサンパウロ州都電(CPTM)で痴漢などの性的暴力の被害を受けたと届出があった件数は22件で、そのうちの1件が男性のものであることがわかった。22件のうち、12件が地下鉄で10件が都電、時間帯は朝10件、昼4件、夜8件となっている。件数が多い駅はセー駅やパルメイラス・バラフンダ駅の各3件で、路線では地下鉄3号線、都電7号線、都電11号線(それぞれ3件)となっている。

ブラジルフットサル代表のファルコンが、今後代表でのプレーを行なわないと報じられ、波紋を呼んでいる。理由はブラジル・フットサル協会との対立だ。ファルコンは「僕が望んでそうなったんじゃない。協会の独裁がそうさせたんだ」と語っている。非難されたエジソン・ノゲイラ会長は無言のままだ。ファルコンはフットサルW杯優勝の絶対的エースだった。

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