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東西南北

 17日午後4時頃、サンパウロ市東部タトゥアペーのヴィレッタ通りで、7千ボルトの高圧電線が切れて車の上に落ち、乗用車が炎上。衣服販売員のニヴァウド・ゴメス・ダ・フレイタ・ジュニオールさん(29)は感電と火傷で即死し、助手席に乗っていた妻のエリヴァニアさん(30)も全身の30%に火傷を負う重症で、救急病院に入院中だ。同通りは電線が切れる事故が頻発しており、市警は電線の管理に問題がなかったかを調査中。電力会社のエレトロパウロも調査に協力するとマスコミを通じて発表した。被害にあった夫婦には3歳になる長女がいたが、その時間はまだ保育園にいて同乗していなかったという。
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 17日にブラジル・サッカー連盟(CBF)が企業家のジルマール・リナルディ氏をセレソン・コーディネイターに選出したことを受け、ロマーリオ下議は憤慨を抑えきれず、ツイッターでこの人事を批判した。同下議はジルマール氏は「個性がなく無能」で、「彼の商売にセレソンが利用されることになる」と語り、かねてから批判していたジョゼ・マリンCBF会長の解任を求めた。ロマーリオ、ジルマールの両者は共に94年W杯の優勝メンバーだが、不仲のようだ。
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 国際環境団体のグリーンピースが17日、サンパウロ市西部ジャルジンスでサンパウロ市の水道危機に警鐘を鳴らす抗議デモを行なった。同団体はジェラルド・アウキミン知事のマスクをかぶり、同知事を批判した。奇しくも発表されたばかりのダッタフォーリャの調査で同知事は再選可能性、現政権評価で高い評価を得ていた。

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