ホーム | コラム | 大耳小耳 | 大耳小耳

大耳小耳

 カンポ・グランデ沖縄県民移住百周年を記念し、今年も同地でソバフェスティバルが開かれた。会場となる中央市場には28店のソバ店がずらりと並び、フォークでソバをすするブラジル人で一杯になる。母県から訪れた慶祝団も中央市場で沖縄ソバを試食。〃沖縄〃ソバとはいえ、出汁は豚ではなく牛ベースとすっかり現地化しており、今やカンポ・グランデの郷土食。慶祝団一行は「沖縄のソバとは別物」と意外な味に驚きつつも、市の文化遺産にも指定されるなど地域から愛される沖縄ソバの人気ぶりを喜んでいた。
     ◎
 堀川裕二さんが普及活動に奔走する「卓球バレー」は、来年の和歌山、翌年の岩手国体でも公開競技に採用されている。「日本では全国規模で展開できるまでなった。場所もとらず、ちょっとした会議室でもできるので、東北の被災地でも楽しめる。岩手での国体開催を契機に、東北地方で12回の講習会を行ない、みんなに楽しんでもらっている」と日本国内でのさらなる普及に自信を見せている。ブラジルでも都市部などの場所の狭いところに向いているかも。
     ◎
 堀川さんは昨年に続き、サンパウロ州内のAPAEを訪れるという。事前連絡すると「4チーム揃えて待っています!」という返事、「昨年、用具を置いてきた甲斐があった」と着実な成果を喜んだ。またゴイアニアでは、木製の長方形ラケットを自作するほどになったという。障害者だけでなく、高齢化する日系社会でも熟連などで講習会を行なえば、根付く可能性がありそうか。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 大耳小耳2017年5月20日 大耳小耳  柳誌『ぶらじる川柳』(ぶらじる川柳社)が213号を5月に発行した。《テーメルさん何とかしてよこの不況》(中山哲弥)と大統領に頼む作品を目にした日、皮肉なことにその本人が一番の苦境に立たされていた(詳細2面)。《冷蔵庫前にたたずみはて!なにを》(久保久子)を読んで、「私も、私も […]
  • 大耳小耳2019年11月23日 大耳小耳  ブラジル高知県人会は今週の日曜日に、フェイジョアーダの食べ放題が楽しめる「フェイジョアーダの日」を開催する。日系社会でよく言われるのが「日系団体の婦人部が作る日本食は、家庭的で日本料理店に勝るくらいおいしい」ということ。彼女らの料理は慣れ親しんだ「おふくろの味」。今回は日本食 […]
  • 大耳小耳2019年9月21日 大耳小耳  5月16日に来伯してブラジル中を飛び回り、パラグアイでも歌声を披露している歌手中平マリコさんだが、10月6日に帰国する予定。1日に開催された「第5回さぁ~始めよう」はもちろん、県連日本祭り、アマゾン移住90周年記念行事への出演、日系福祉施設の巡回公演など精力的に飛び回り、そこ […]
  • 大耳小耳2019年9月18日 大耳小耳  俳誌『朝蔭』478号が8月に発行された。《母の日や誤字も嬉しき子の便り》(モジ=幸村みさを)には思わず共感。日本語で書こうとしてくれた子の気持ちだけでも嬉しい。《蘭園や花の浄土もかくあらん》(モジ=佐々木君代)という作品からは、馥郁たる匂いまで漂ってきそう。《英語多き母国誌に […]
  • 大耳小耳2019年8月20日 大耳小耳  日伯協会(三野哲治理事長)=兵庫県神戸市所在=会報『ブラジル』984号(7月発行)を見ていたら、駐日ブラジル全権大使のエドゥアルド・パエス・サボイア氏の着任挨拶がでていた。来年は東京五輪の年であるのと同時に、在日ブラジル人にとっては「コミュニティ30周年」の記念の年だとか。1 […]