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東西南北

 ネイマールが14日にシンガポールで行なわれたサッカーブラジル代表(セレソン)の対日本戦で、1試合4得点の大活躍を見せた。これでネイマールはセレソンでの通産得点を40点にし、先日リオ州議員にも選ばれたベベット(39点)を抜いて、セレソン歴代5位の得点数を記録した。しかもネイマールの場合、年齢がまだ22歳8カ月と若いこともあり、今後も得点数の伸びが期待される。次の目標はジーコが記録した48点の更新だ。そのさらに前に立ちはだかるのはロマーリオ(55点)、ロナウド(62点)、そしてペレ(77点)。もはやブラジルサッカー史の伝説のストライカーばかりだ。
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 サンパウロ市西部ピニェイロスのアルトゥール・アゼヴェド通りの自転車専用道に、先週末あたりから画鋲を置くいたずらが繰り返され、市民の不満が渦巻いている。画鋲のせいで自転車のタイヤがパンクした被害者も少なからずおり、利用者は「自転車道が出来たことで、営業妨害になると感じた通りの商人たちの仕業では」と疑いの目を向けている。実際に商人たちの中には、自転車道ができて路上駐車しにくくなったことで損害を被ったと認めている人もいる。さて、どうする?
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 ジウマ大統領は13日、ルーラ前大統領が18年の大統領選に出馬するとの説について取材陣に聞かれ、「彼にその気があるなら、私はもちろん手伝う」と答えた。ジウマ氏としては、依然として人気の高いルーラ氏を4年後にちらつかせることで、国民に自身へ投票することをアピールした形か。この演出の効果やいかに。

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