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憧れのリオの名所を訪問!(4・終)

 リオデジャネイロは「Cidade Maravilhosa(素晴らしい街)」という愛称で親しまれている通り、何とも魅力的な街。これまでに書ききれなかったリオにまつわるあれこれについて綴り、リオの旅シリーズ最終回にしたいと思います。
 まずは、こちら。さて何でしょう?

 これはコパカバーナビーチの遊歩道。この石畳の黒と白の波模様はとても有名で、この波模様をモチーフにしたアクセサリーや洋服、水着、鞄、家具、小物などが至る所で売られています。初めて見たときは、何とも思わなかったのですが、これが見れば見るほど素敵で、グッズも可愛くて欲しくなってしまいます。
 このビーチ沿いの遊歩道では、水着やビーチサンダルで歩いている人を沢山見かけます。普段から多くの人で賑わっていますが、カーニバルの時期だと街中がお祭り!ビーチ近辺の至る所で飲めや歌えやのパーティーが繰り広げられ、思い思いに仮装している人で溢れます。
 そんなコパカバーナビーチ沿いを歩いていると…。

 サンドアート!素晴らしい出来映え!私が見たこちらの作品以外にもいくつかある様です。
 さて、「カリオカ」という言葉耳にしたことはありますか?ブラジルでは、リオ生まれのブラジル人のことを「カリオカ」といいます。先住民の言語で「白い家」という言葉に由来するそうです。ちなみに、日本でも有名なジーコ、ロナウドは「カリオカ」。
 そして、リオにはリオならではの独特な文化や習慣があります。例えば、以前このコラムで、ブラジルでは、挨拶の時ほっぺとほっぺを合わせて口でチュッと音を立てると書きましたが、サンパウロでは片方だけ1回チュッ。リオでは、左右両方、2回なんです!
 そして、同じポルトガル語でも発音がサンパウロとは少し違います。サンパウロではサ行で発音する言葉を、リオではシャ、シュ、ショといった具合に発音するんです。ポルトガル語勉強中の私にも、徐々に分かる様になりました。この発音、憧れます。
 いよいよ再来年開催されるリオデジャネイロ・オリンピック、パラリンピック。今年行われたW杯の時の様に、日本からリオを訪れる方も増えるかと思います。ぜひ、リオの魅力を存分に味わって、ブラジルを好きになってもらえたら嬉しいです!

 

プロフィール

竹内 香苗(たけうち かなえ)。愛知県出身のフリーアナウンサー。約10年間過ごしたTBSでは『はなまるマーケット』『朝ズバッ!』などに出演。夫のブラジル赴任に伴い12年に同局を退社し、ホリプロに所属。同年11月よりサンパウロ市に滞在している。

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One comment


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  1. Bernardo Hideki Endo

    リオオリンピックは来年ではなく再来年です!それまでブラジルにおられますか?