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ソフィア会の皆さん
ソフィア会の皆さん

ソフィア会=ポ語学科創立50周年祝う=アチバイアでシュハスコ開催

 ブラジルの上智大学OB会・ソフィア会は、2014年の同大学外国語学部ポルトガル語学科創立50周年を祝い、2月8日、アチバイアの農場で懇親会シュハスコを開催した。卒業生、現役生の留学生ら約30人が参加した。
 母校のポルトガル語学科では昨年11月29日、都内ホテルニューオータニで学科創立50周年記念祝賀会を開催した。現在、同学科の卒業生は2千人を超える。
 ソフィア会には、ポルトガル語学科9期生の高嶋尚生さん(61、兵庫)がベロ・オリゾンチから参加した。ブラジル住友商事でディレクターを務める高嶋さんのブラジル駐在は19年目。「大学の専攻がブラジルに来るきっかけ。学科の学生にはどんどんブラジルに来て、ブラジル人と交流してもらいたい」と後輩らにメッセージを送った。
 また、同学科2010年入学の現役生・立石菜々子さん(23、茨城)は、「ソフィア会はアットホームな雰囲気。先輩の皆さんからブラジルでの様々な経験を聞く良い機会になった」と話していた。立石さんは1カ月間、サンベルナルド・ド・カンポのアルモニア学園で日本語教師の研修を行っている。
 同会には、カンピーナスやポルト・アレグレの大学に留学中の現役生も参加。サンパウロ・ソフィア会の幕田正夫会長は、「今後も会の輪を広げ、若い人たちが参加できる会にしたい」と伝えた。晴天の下、夕方まで歓談を交えた懇親会が続いた。(長村裕佳子通信員)

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