ホーム | 日系社会ニュース | 県連代表者会議=郷土食出店は例年並みに=茨城、島根が参加見送り
昨年と変わらない出店数を明かした山田康夫・日本祭り実行委員長
昨年と変わらない出店数を明かした山田康夫・日本祭り実行委員長

県連代表者会議=郷土食出店は例年並みに=茨城、島根が参加見送り

 ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)の2月度代表者会議が先月26日、文協ビルの県連会議室で行われ、45人が出席した。冒頭の会計報告で同月の収入は4万359・01レ、支出は6万8840・25レと発表された。
 先月13日に申し込みが締め切られた第18回日本祭り参加については、経費高騰により出店数の減少が懸念されていたが、昨年とほぼ同数となる54の団体の出店が決まった。県人会に限れば茨城、島根が昨年に続き不参加で、京都、愛媛、福岡が返答待ち。ガスや換気扇の配置を示すレイアウトの提出は今月20日までとなる。
 また炭を使用する団体は、会議の時点で4つの申し込みにとどまった。会場の改修に伴い、焼き場スペースが限られているため、昨年の12より減少した。「4県合同で使用すれば経費削減できるのでは」という提案があり、実現可能か協議していくとした。
 今月末に出発する「第43回ふるさと巡り」には、150人以上の申し込みがあった。27日から4泊5日でパウリスタ線沿いの移住地を巡る。9月末に開催する第44回(メキシコ)は、まず80人の枠で受付を開始した。
 最後に新会長が紹介された。群馬は小渕民雄氏から、1982年の県費留学生である矢島オタビオ氏(60、二世)、和歌山は木原好規氏が退任し谷口ジョゼ氏(72、同)、広島は2001年から務めた大西博巳氏から平崎靖之氏(69、広島)、愛媛は西村定栄氏からサクラ中矢食品の中矢レナト社長の従兄弟にあたる中矢伝氏(70、二世)、沖縄は田場ジョルジ氏から島袋栄喜氏(64、沖縄)へそれぞれバトンタッチした。
 今月26日には定期総会が開催される。

image_print