ロック・イン・リオが既に完売=他の都市で関連ショーも多数
9月18~20日と24~27日にリオのシダーデ・ド・ロックで開かれるロック・イン・リオは今年、伝説となった1985年の開催から30周年を迎える。そうしたこともあり、今年は特に注目度が高まっていたが、7日間公演のチケットはわずか2週間で全て売り切れた。
チケットの発売は9日からはじまったが、その日の時点で売り切れが続出していた。人気女性歌手リアーナと今年のグラミー賞を席巻した男性歌手サム・スミスの出演する26日の分はわずか57分で売り切れ、続いてアダム・ランバートをヴォーカルに迎えたクイーンの出演する18日が1時間52分、ケイティ・ペリーの出演する最終27日が2時間17分で売り切れていた。
そして23日、25日に予定されているスリップノットがメインの「へヴィ・メタル・デー」のチケットが完売したことで、今年のロック・イン・リオのチケットは開催まで5カ月を残して全て売り切れた。この日のチケットが完売に2週間かかったのは、この日を最大の発券日(総数8万5千枚)としたためだ。
だが、ロック・イン・リオはこれで終わりではない。なぜなら、今回のメイン出演者は、サンパウロをはじめ他の都市でも公演を行うからだ。隔年開催のロック・イン・リオだが、他の都市のロックファンは、むしろこの「追加公演」を期待している向きも強い。
現時点で決まっているところだけいうと、ケイティ・ペリーは9月25日にサンパウロ、29日にクリチーバで公演を行う。サンパウロの会場はパルメイラスの新スタジアム、アリアンツ・パルケだ。
また、クイーン&アダム・ランバートは9月16日がサンパウロで、22日がポルト・アレグレ(いずれも会場未定)。24日のトリのシステム・オブ・ア・ダウンは9月25日、サンパウロのカーニバルのサンボードロモでもあるアニェンビ・アリーナで公演を行う。
また、20日のトリをつとめる大ベテラン、ロッド・スチュワートも19日にサンパウロ・アリアンツ・パルケで公演を行う。
ロック・イン・リオそのものは開催期間中、ムウチショー・チャンネルで連日生放送されるため、テレビでも観賞することができる。(23日付G1サイトなどより)