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東西南北

 サンパウロ市は現在、セントロのセー地区、モオカ地区などにある露店を撤去したいと考えている。10日付官報によると、両地区で営業する露天商約700人は、営業許可証があるにも関わらず、30日以内にブラスの「フェイラ・ダ・マドゥルガーダ(早朝市)」に移るよう命じられた。同フェイラには現在、1200軒分の空きがある。市は通行障害となるものを撤去して往来を簡便化するというが、露天商たちはストリート・ミュージシャンや移動式食堂の「フードトラック」に便宜を図るだけと苦言を呈している。露天商たちは、カサビ市長時代に「地裁から営業を保障されたのに矛盾している」と不満の声をあげている。
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 10日12時45分頃、CPTM11号線のブラス~イタケーラ駅間で電車が止まり、乗客が電車を降りて線路沿いに歩かなくてはならなくなる事態が生じた。これはイタケーラ駅の近くで故障が発生したことで起こったもので、同区間の運転が再開されたのは13時25分になってから。その後も減速運転が続いたため、全てが元通りになったのは14時45分のことだった。乗客の比較的少ない時間だからまだ良かったが。
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 10日、ポルト・アレグレで行われたサッカー親善試合の対ホンジュラス戦で、ブラジルセレソンはロベルト・フィルミーノのシュートで1―0で勝利。ドゥンガ監督に再就任以来、10連勝目をプレゼントした。後半には、ネイマールも調整出場した。試合としては見るべき点は少なかったが、コパ・アメリカ直前の試合だけに、怪我がないのが最善だ。

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