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東西南北

 21日付アゴラ紙によると、同紙取材班がサンパウロ市内15箇所で歩道橋のテストを行ったところ、全く問題がないと判断されたものはたった1箇所しかないことがわかった。この調査は、11日にサンパウロ市南部インジアノーポリスのコンゴーニャス空港につながるワシントン・ルイス大通りのロリン・アマロ歩道橋が老朽化の進行で市から「崩壊の恐れがある」と指摘されたことを受けて行われたもの。今回調査された橋の大半は、汚れや錆、電燈の不備などが目立っていたという。サンパウロ市の歩道橋には古いものが多く、歩行者用の面積が狭い上、歩行時に揺れを感じるものも珍しくないが、惨事が起こる前に対策を願いたいものだ。
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 20日、リオで開催中のロック・フェスティバル「ロック・イン・リオ」にご当地議員で様々な話題の主でもあるエドゥアルド・クーニャ下院議長が姿を現した。テレビ番組で、ロックのリズムに乗りながらドラムを叩く姿を披露したこともあるロック好きのクーニャ氏は、舞台裏に入る際に野次を飛ばされた。本人はそれに気づかず、「歓声があがったのかと思ったよ。フラメンゴ戦を見に行ったときは歓迎されたからね」と気に留めた様子はなかった。
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 19、20日のサッカーの全国選手権、首位コリンチャンスはジャジソンが2点を決める活躍で難敵サントスを攻略し首位を堅守。2位アトレチコ・ミネイロとの勝ち点差5を保った。また、パルメイラスは3位グレミオを3―2で振り切り4位浮上。逆にサンパウロは不覚にも、15位アヴァイに1―2と敗れ、5位に後退した。

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