日伯外交樹立120周年を記念して秋篠宮文仁親王ご夫妻が来伯される予定との報道がNHKで5月にあり、日伯修好通商条約締結日の11月5日に向けて、当地でもあちこちで話題が盛り上がりつつある。
秋篠宮殿下のご来伯、着聖が、今月28日ではないかとの内定情報がサンパウロ市の日系団体に流れている。ブラジル日本文化福祉協会など日系主要団体が中心となり、「皇太子殿下御来伯記念講堂」(通称「大講堂」)で歓迎会を開催し、広く一般からも1200人の参加を受け付けたいとの構想もでている模様。
1日に来社した呉屋春美文協会長によれば、5団体で入場整理券を分配する案があり、来週中には正式に決めて発表したいとしている。
歓迎会では秋篠宮殿下の挨拶をお願いするほか、「日伯外交120周年」をテーマにした日語校生徒のスピーチも考えられている。
また同文協ビルでは5団体代表、日系議員等、日系リーダーとの懇談会や移民史料館の視察等が行われる予定のようだ。
文協訪問前には、イビラプエラ公園で恒例の慰霊碑ご参拝や日本館ご訪問、サンタクルース病院へも立ち寄られる可能性があるという。
皇室のご来伯としては百周年2008年6月の皇太子殿下、同年9月の高円宮久子さま以来となる。秋篠宮殿下ご本人としては移民80周年(88年)以来の27年ぶり。
南米において秋篠宮殿下は、98年には同妃紀子さま同行で日亜修好100周年に、2006年にはパラグアイ日本移民移住70周年に、14年1月から2月に日本ペルー外交関係樹立140周年などにもご出席されている。
タグ:ペルー パラグアイ 写真ニュース 外交樹立120周年 秋篠宮両殿下