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在聖総領事館=広報文化班・中山副領事帰国=後任の佐藤領事は2度目のブラジル

佐藤領事(左)と中山副領事

佐藤領事(左)と中山副領事

 在聖総領事館・広報文化班の中山雄亮副領事(34、東京)が帰国するにあたり、後任の佐藤卓央領事(41、奈良)と共に6日、交代あいさつに来社した。
 中山さんは丸4年の任期中、サッカーW杯や安倍晋三首相の来伯などを経験。「印象的な事柄を思い出せばきりがない」と振り返り、「日本に帰国することになったが、コロニアの本もたくさん持ち帰る。まだ勉強したいことが多い」と、翌日の離伯を前に名残惜しそうに語った。
 佐藤さんは2003~05年、書記官としてブラジリアの日本国大使館に勤務しており、2度目のブラジル赴任となる。同志社大学法学部を卒業し、00年頃は新設された在モザンビーク大使館の立ち上げメンバーとして貢献。米国ワシントンの日本国大使館から異動となる。
 「昨年は総理の同行で来聖したが、本格的なブラジル赴任は10年ぶり。日系社会最大の都市でもあり、進出企業数も圧倒的に多いサンパウロ市。ジャパンハウスなど各事業を通じ、前向きな影響を日伯に与えていきたい」と抱負を述べた。

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