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 ブラジル日系文学の中田みちよ編集長と古川恵子さんは、ジョルジ・オクバロ氏の書いた『O Sudito: Banzai Massateru(臣民=万歳、正輝)』の日語訳に、来年1年かけて取り組むという。同作はオクバロ氏が裁判所や警察署を訪れ、臣道連盟の一員として逮捕された父親の書類を探し出して書いた力作。翻訳が実現すれば待望の日語版が読めるようになるが、問題は出版資金。「協力してくれる人を探さないと」と言う中田さん。この出版、果たして実現なるか。
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 東京都江東区の額縁専門店「はくえん堂」が18日から23日まで、フォトグラファー疋田千里さんのブラジル写真展を開催している。同店のフェイスブックによれば、伯国内の市街地や日系移住地の写真があるという。疋田さんは30代の女性ながら、移住地にも興味があるというので珍しい。ぜひ多くの日本人に当地の様子を知ってほしいもの。
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 ニッケイ新聞の年末の発行日は今週が22日付、23日付、24日付のみ、来週は29日付の後、今年最後の新聞が30日付となる。なお、30日には新年号別冊が一緒に配達される予定なので、お楽しみに。読みやすい座談会などを増やしており、今回も読み応えたっぷり。週末が1月2日、3日となるため、新年の編集部の仕事は4日から始めるので、最初の新聞は5日付となる。

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