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2月 2016の記事一覧

大耳小耳

 甘利経済再生相の金銭授受問題を取り上げた1月30日付「樹海」の注目度は高く、弊紙サイトでもアクセスが多い。耳子の取材先でも「ブラジルに比べて、わずかな額で一国の大臣が辞任しなければならないとは…」という声もよく聞く。事件の善悪はともかく、国益から見れば、TPPが大詰めを迎えるタイミングで担当者が辞めることは、百害あって一理無し ...

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ブラジリア大使館=新年会で3氏が叙勲受章=外務大臣、公館長表彰も

叙勲を受けた三分一さん(右)。左は梅田大使

 在ブラジル日本国大使館が外交120周年記念事業の締めくくりとして先月20日、公邸にて「新年会レセプション」を行なった。日系社会代表者やグラッサ・リマ伯外務省副次官など連邦政府関係者ら、350人以上が出席した。 両国歌斉唱後、梅田邦夫大使が挨拶。秋篠宮ご夫妻の来伯やブラジリア日本祭りなどの行事を振り返り、協力者へ向け感謝を述べた ...

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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(90)

 筆者は「一章 カンバラー」以降、アルマゼン、特に仲買で財を成した人々のことに繰返し触れてきたが、柞磨宗一も、その道を歩み始めていた。カフェー精選工場、精綿工場も開業した。これは仲買を本格化したことを意味する。200アルケーレスのカフェザールも持った。 1933年、その頃、新開地として噂になっていたロンドリーナへ、穀物の買付けに ...

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「ある日曜日」(Um Dia de Domingo)=エマヌエル賛徒(Emanuel Santo)=(3)

 【第2話】 9月最後の日曜日、ある日系人が、事前のアポもなく事務所に現れた。 彼のように外国から出稼ぎに来ている連中の多くは、日曜日しか時間がとれないようだ。私は、毎日が日曜日のような生活をしているので、いつ客が来ても迷惑しないし、むしろ一人暮らしの寂しさを紛らわせてくれるので嬉しい。 短髪でまじめそうな顔をしたその男は、リカ ...

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ボリビア生まれだが、日本語しか話せない若者

 サンパウロ市文協、コチア青年が還暦を迎えた昨年、お隣の国ボリビアのサンファン移住地でも同じ節目を迎えていた。ふとした出会いから、同国の戦後移住地が抱える問題について知らされた。 先日の「日系農業会議」で同地二世の男性に話を聞くと、「日本語しか話せない若者が多い。将来彼らはどうやって暮らすのか」という。入植60年―10、20代を ...

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ジョアキン・レヴィ氏が世銀財務理事に

 経済危機の最中の15年12月17日に事実上の辞意を表明、翌日にはジウマ大統領がバルボーザ企画相を後任に指名するという、異例の退任劇を演じたジョアキン・レヴィ元財務相が世界銀行財務理事に就任した▼同氏の就任は2月1日。大統領府の倫理委員会が1月29日に発表した「財務相を務めていた人物が国外の機関で働くなら最低6カ月は間を置くべき ...

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想い出を暖めて「オートバイの旅」=クリチーバ 田口さくお

グァラキサーバの湾の景色

 息子とオートバイの旅に出た。行先はクリチーバ市から約2百キロ、グァラキサーバという港町。息子の友達夫婦との4人旅、グラショウザ街道を降り、アントニーナ市から砂利道を走ること約1時間。砂利道の本道から約10キロのところに『サルト・モラト』という滝がある。 ここは『グルッポ・ボチカリオ』という(化粧品の会社)財団が管理していて、滝 ...

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ニッケイ俳壇(875)=富重久子 選

   サンパウロ         串間いつえ読み尽す新聞二紙や寝正月【「寝正月」とは、忙しい年末の仕事も終 えて新年になり無精寝をすることであるが、ブラジル語ではそんな言葉も聞かないし、こちらは日本のような新年の手の込んだ正月料理をつくったり、新年の来客を迎えたりという事もあまり無く、堅苦しく無いので楽である。 この一句、普段は ...

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NHK歌謡コンサートに出演したエドアルドさん、一問一答

ブラジル出身の男性演歌歌手エドアルドさん(32、プロダクションオーロラ所属)。2015年10月にテイチクレコードより「母きずな」でデビュー。歌詞の内容は、生後すぐ日系人家庭に預けられた彼自身の人生がベースになっている。すでにNHK歌謡コンサートに2回出演し、その歌唱力に対する評価も高く、リオ・オリンピックが開催される今年、特に活 ...

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ブラジルでアメフト人気上昇中=カーニバルと重なる今年もスポーツバーは盛況

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