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2月 2016の記事一覧

人文研が本格学術シンポ=サンパウロ州工業連盟と共催で22日=36年ぶり、各界識者呼び

会場になるパウリスタ大通りのFIESP

 サンパウロ人文科学研究所(本山省三所長)がサンパウロ州工業連盟(FIESP)と共催でシンポジウム「日伯交流の展望―経済、学術及び文化交流の過去・現在・未来」を22日午前9時から、FIESP(Av. Paulista, 1313 – Cerqueira Cesar)で開催する。各界の研究者や経営者が集い、日伯の協力関 ...

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軽業師竹沢万次の謎を追う=サーカスに見る日伯交流史=第4回=1886年にサンパウロ市で絶賛された一座

1886年2月28日付エスタード紙にでたシルコ・ペリの広告に日本人軽業師の演目がある

 ウルグアイ、アルゼンチンで公演しているなら、当然ブラジルでもしているはず――と考え、サンパウロ州で一番古くて現存する新聞「エスタード・デ・サンパウロ」紙のデジタル・アーカイブ(電子書庫)で探してみたが、見つからなかった。 おもえばサツマ座のウルグアイ、亜国公演は1873年。エスタード紙の創刊はその2年後、1875年だった。当然 ...

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県連代表者会議=どうなる?創立50周年=結論、来月へ持ち越し

発表された県連50周年記念ロゴマーク

 ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)の「1月度代表者会議」が先月28日、文協ビル同連合会会議室で行われた。各種報告の後に行われた県連創立50周年式典についての議論が紛糾し、関連事業の開催を含め、決定は次回に持ち越しとなった。 来訪者挨拶、収支報告、日本祭り準備の進捗状況説明を終え、続いて50周年式典及び関連事業の開催 ...

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東農大、総会と親睦会

 ブラジル東京農大会(沖眞一会長)は14日午後2時(第二次召集)から同会館(Rua Dona Cesaria Fagundes, 235, Saude)で第37回定期総会を開く。 議題は昨年度事業および決算報告、今年度事業計画および予算案審議、監事改選など。 終了後、親睦会を催す。仕出し形式で会費40レアル。問い合わせは同会(1 ...

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大耳小耳

 和歌山県人会が今年から日ポ両語の会報を発刊した。12ページから成る第一号は、日本向け発送も含め250部を印刷。3カ月に一度のペースで出すという。忘年会の報告や今年の行事予定ほか、創刊号として歴代会長の紹介なども。岩手や岐阜の会報が有名だが、他県人会も大いに真似してみては。面白い話が掲載されていれば、どんどん紹介するので、発行し ...

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県連日本祭り=理事が改装中の会場視察=7割完成、バス入り口はまだ

屋根の取り付け作業が進行中

 『第19回日本祭り』(7月8~10日)の会場となる「サンパウロ・エキスポセンター」に3日、同祭を主催するブラジル日本都道府県連合会の理事ら20人が視察のため訪れた。昨年から全面的な改装工事が進んでおり、総面積約9万7千平米は「リオ・セントロ(10万平米)」とほぼ同等、中南米最大規模だ。 既に10年以上使用を続け、すっかりおなじ ...

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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(94)

インテグラーダなどの組合の施設

 ともあれ、インテグラーダ側が否定する以上、(コチアが生き返った!)という捉え方は、筆者の感傷が生んだ幻覚であったことになる。 消えた白い雲とは全く別の新しい白い雲が、北パラナの青空高く浮かんでいる――と表現を変えるべきであろう。  善戦する残党たち  インテグラーダは、その発足時、コチアの職員だった人々を雇用した。報酬は20~ ...

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会報創刊、SNS交流も=和歌山県人会が定期総会

総会の様子

 和歌山県人会(谷口ジョゼー会長)が先月31日午前、サンパウロ市リベルダーデの同会会館で定期総会を行なった。会員約70人が出席した。 谷口会長は冒頭挨拶で「初めての二世会長に就任して1年が経過。定款の近代化などに努めた」と報告。新たな試みとして同月に会報第1号を発刊したこと、フェイスブックページの開設などを紹介し、「SNS(イン ...

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「ある日曜日」(Um Dia de Domingo)=エマヌエル賛徒(Emanuel Santo)=(7)

 【第4話】 最愛の両親を亡くして精神的にダメージを受けた上に、このまま商売を続けると自分の身も危ないと感じたリカルドは、祖父の代からの店をたたむ決心をした。幸い、堅実な経営をしてきたおかげで一家に借金はなく、従業員には世間の相場よりも高めの退職金を払ってやめてもらった。店舗は不動産屋を通じて設備ごと売りに出したが、不況の最中す ...

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世界沖縄料理大会はいかが?

 沖縄県系人の結束力にはいつも驚かされる。『世界のウチナーンチュ大会』参加呼びかけに訪れた、安慶田光男副知事ら10人のキャラバン隊もその一例だ。 わざわざ副知事がくる熱烈な呼びかけを機に「今から準備すれば行けるかも」と思いを巡らせた県系人も多いはず。前回の1200人を越える人数が訪れるなら、当地のPRもしてほしい。 ブラジルには ...

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