コチア青年の60周年記念誌は、前田進会長や安倍晋三首相らの挨拶文に始まり、コチア青年らの手記が並ぶ。サンパウロ人文科学研究所の宮尾進顧問は「二つの提言」という題の文章で、自分史を書くことを勧めている。青年らが未知の世界でいかに戦ったかを物語るだけでなく、「日系社会がブラジル社会の中に埋没」していく現在、人生を書き残しておくこと ...
続きを読む »2月 2016の記事一覧
コチア青年=定期総会=60周年行事を完遂=記念誌を発刊、ポ語版も=三世訪日研修生を募集中
コチア青年連絡協議会(前田進会長)の定期総会が14日午前、サンパウロ市の宮城県人会館で行なわれ、約60人が出席した。15年度で最も大きなイベント「移住60周年記念式典」は無事に遂行されたことが報告され、今年度では第4回目となる青年三世の訪日事業など、今年も多様な計画も発表された。 先亡者に黙祷が捧げられた後、前田会長が開会の挨 ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(98)
2014年のマリンガ日本公園落成式で、抱き合って喜ぶプピン市長とバーロス前市長誰が、何故、日本語学校を再開したか? ずっと昔からの緩慢な趨勢であるが、特に近年、各地で日本語学校の閉校が多い。ところが、マリンガーには、かつて一度閉めた学校を再開し、現在も存続させている――という珍しい事実がある。こういう例は、ほかに聞いたことはな ...
続きを読む »「ある日曜日」(Um Dia de Domingo)=エマヌエル賛徒(Emanuel Santo)=(14)
9月3日・土曜日の朝、一つの布団から起き出した二人は、お互い何となく恥ずかしさを感じながら、いつもどおりシャワーを浴びて朝食をとった。 朝から日差しが照りつけて暑くなりそうな日だったが、二人はブラジル人の夫婦のように格好よく肩を抱き合い、さわやかな気分で仕事に出かけた。「アテ・ローゴ(またあとでね)!」 大通りに出たところで、 ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(97)
巨大日本庭園? 出稼ぎ帰りの中には――マリンガー出身者以外でも――ここに居を求める人が多い。ただし仕事は、農業を選ぶ人はいない。 マリンガー文化体育協会、略称アセマの会員は900人。毎年、日本文化週間を催している。今年で24年目になる。日本語学校や宗教団体が協力する。舞踊、生け花を披露し、日本食を出す。1、200~1500人が ...
続きを読む »ジカ熱対策は女子ラグビーに学べ
ジカ熱の恐怖は当地よりも、日本で大きく報道されている印象だ。日本の友人、家族からは「ジカは大丈夫?」「もう帰ってきたら?」とまで言われる始末。 先週来聖した女子ラグビー日本代表チームの冨田選手に話を聞くと、「凄く危険なイメージを持ってきたが、当地の人が半袖で普通に暮らしているのでビックリした」とか。選手らも、こまめに虫除けスプ ...
続きを読む »絡んだ糸が次第に解ける
22日敢行のラヴァ・ジャット作戦(LJ)第23弾後、「連警の捜査進展と共に、絡んだ糸が次第に解けて来た」との感が強まった▼新聞やTVの報道を通し、汚職に関与した疑惑企業や賄賂を流す人物、その金で私腹を肥やす人物などが、想像を超えた範囲で結びついている事が明らかになってくるのだ。ルーラ前大統領が再選を遂げた06年以降、3回の大統 ...
続きを読む »パスコア=一時雇用にも不況の影=今年の求人は5万5千のみ
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続きを読む »アルゼンチン=車椅子の副大統領がアエシオと面会=ジウマよりも良い相性?
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続きを読む »リオ五輪=地下鉄延伸工事に黄信号?=市長が「間に合わないかも」と弱気のメール
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