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東西南北

 13日に聖市南部のサントアマーロ高架橋がトラック2台の衝突に伴う炎上で部分損傷し、通行止めになったことは昨日付本紙でも伝えたが、週が明けた15日、南部のバス交通は一大パニックとなった。同高架橋は南部でも通行量の多いことで知られているが、そこが封鎖され、25ものバス路線がルート変更を余儀なくされたため、周辺の各通りで大混雑が起きた。50分かけてもわずか200メートルしか進まないバスに見切りをつけ、下車して歩き出す乗客もいた。同高架橋の修復工事の予見は19日、損傷度の検査結果は10日後に出ると言うから、通行再開はさらに先。混乱はまだ続きそうだ。
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 今月最初の2週は北からの熱帯高気圧の影響もあり、降水量も多くなかったが、15日は久々に強い雨が降り、聖市とその周辺では各地で冠水や倒木などが起きた。カンタレイラ水系の今月の降水量は90ミリまで達し、出遅れていたグアラピランガなどでも50ミリを超えた。予報だと、今週はほぼ毎日にわたり雨が降ると見られ、降水量を取り戻す良い機会だ。ただ、くれぐれも、冠水や川の氾濫だけでなく、ジカ熱やデング熱を媒介する蚊の発生しやすい水溜りを作らぬよう、気をつけたいところだ。
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 サッカーの南米一を競うリベルタドーレス杯のグループリーグが16日から始まった。伯国勢は5チームで、聖市からはコリンチャンスとパルメイラス、サンパウロの三つが出場。他2チームはアトレチコ・ミネイロとグレミオだ。13年のアトレチコ・ミネイロ以降、南米一を逃している伯国勢だが、今年こそ。

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