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東西南北

 今年は全国的にデング熱急増傾向にあり、新たな流行が心配されているが、26日付アゴラ紙によると、サンパウロ市東部にわずか100メートルで13の症例を記録した場所があるという。それがラジェアード区にあるヴィセンテ・ドゥリシオ・ダ・コスタ通りだ。同地区では今年、既に68人がデング熱に罹患し、24日に野営診療所(テント)も開設された。多くの住民は、患者多発の原因は同通りを横切って流れる小川の影響だとしている。その川に、瓶や古タイヤ、プラスチック容器が投げ込まれ、汚染がひどいという。逆に言えば、この状況が改善されればデングも減りうることになる。市による対策が求められるところだ。
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 サンパウロ市東部エメボイ・ミリンの林で25日午後、少なくとも30人の遺体が埋まっているのが発見され、衝撃を呼んでいる。死体は全員、頭を下にして埋まっており、かなり腐乱が進んでいるものもあるという。現時点ではまだ逮捕者や、この場所や死体が何なのかを確認するものは出てきていないが、約一月前の匿名通報で現場を探し当てた警察は、州都第一コマンド(PCC)が「秘密の墓場」として使っていたのではないかと見て調べている。
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 明日28日、世界の映画の最大賞、アカデミー賞のテレビ中継がある。今年は長編アニメ部門に史上はじめて、ブラジル作品「オ・メニーノ・エ・オ・ムンド」がノミネートされたこともあり、楽しみだ。この作品はブラジルではすでに14年1月に公開されているが、日本では「父を探して」という題で、来月下旬から全国公開される。

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