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東西南北

 29日、サンパウロ市パウリスタ大通りで、毎年恒例のゲイ・パレードが行われた。今年は通算20回目という節目となる年で、数多くの同性愛者や女装者が行進に参加。見学者も含め、実に多くの人が同大通りに繰り出した。参加者は、主催者側の発表では300万人というが、軍警発表では19万人となっている。また、先週末のヴィラーダ・クウツラルに続いて、今回もテメル大統領代行に対する抗議が目立った。同性愛者たちの場合、伝統的に労働者党支持者が多いが、議会で同性愛者の擁護運動を展開する社会主義自由党のジャン・ウイリス下議も行進に加わるなど、左翼的な団結も見られた。
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 そのテメル大統領代行だが、30日付エスタード紙によると、2日に7歳になったばかりの息子のミシェルジーニョ君が200万レアルを超える不動産の所有者になっていたことが判明した。この不動産はサンパウロ市南部イタイン・ビビにある2層の商用ビルで、テメル氏の事務所もそこに入っている。テメル氏によれば、これは遺産相続を早めに行った結果だということだ。また、資産価値の割に申告額がそれに見合わないほど低いなどの問題もあるという。子供も知らぬ間にそんなことに。
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 28、29日に行われたサッカーの全国選手権第4節、サンパウロは本拠地モルンビで行われたパルメイラスとのクラシコ(伝統カード)を1―0でものにした。リベルタドーレス杯以来、好調が伝えられている司令塔のガンソが、この日も高い評価を受けていた。7月のリベルタドーレス杯準決勝に向け、調子を維持してほしいものだ。

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