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安田マリチマがSOMPOに=4年後までに150%成長目標

損保ジャパン日本興亜・ド・ブラジルの川部弘明代表取締役、SOMPO SEGUROSフランシスコ社長

損保ジャパン日本興亜・ド・ブラジルの川部弘明代表取締役、SOMPO SEGUROSフランシスコ社長

 安田マリチマ保険が7月1日、「SOMPOセグロス」に社名変更したことを受け、フランシスコ・カイウビー・ヴィヂガル・フィーリョ社長が8日、同社のサポートをする損保ジャパン日本興亜・ド・ブラジルの川部弘明代表取締役とともに本紙を訪れた。
 損保ジャパンは2013年、マリチマ社の株式の大半を取得して子会社化、14年に合併し、伯国保険業界第10位の「安田マリチマ保険」になった。
 今年10月に日本の本社、損保ジャパン日本興亜が「SOMPOホールディングス」に社名変更することを受け、全世界のグループ会社の社名を変えてブランド強化を図る一環として、ブラジル社も「SOMPOセグロス」になった。フランシスコ社長は「今年は新社名浸透に全力を挙げる」と意気込む。
 同社は現在、伯国の保険業界で第12位、約2700万レアルの売り上げ(15年12月)を記録。従業員は2千人弱、全伯に41支店を持つ。自動車保険が売り上げの30%、健康保険が25%、住宅・火災保険が20%の割合を占める。
 従来、大手業者が手がけてこなかった小市場分野に注力するなどの努力が実り、1~5月の保険業界調査では成長率が業界2位の20・69%を記録するなど勢いを見せている。
 フランシスコ社長は、「2020年まで毎年20%売り上げ増を続けて、150%拡大(約6996万レアル)を狙う。業界6位が目標。今後はさらに、保険の通信販売など新市場開拓に力を入れたい」との展望を語った。


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 第19回日本祭りでスポンサーとして初出展したSOMPOセグロス(旧安田マリチマ保険)。「頑張ろう 熊本!」をスローガンに鶴を三つ折ると袋がもらえるサービスで、熊本復興支援イベントを実施していた同社ブースは、連日長蛇の列で、1915人来場したという。3日間で、累計5020羽の折り鶴が折られ、義援金2722レアルが集められた。後日、同社社長を通じて、熊本県人会に送られるという。保険業務を通じて熊本復興に尽力していることを来場者に伝えつつ、折鶴で日本文化を教え、義援金まで集めるとは―なかなか俊逸な企画だ。

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