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援協新会長に与儀氏就任=単一シャッパ承認、来年から=グ市で病院建設計画も

 【既報関連】サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)の定期評議員会が22日、援協ビルで行なわれ、与儀昭雄第一副会長を会長とする単一シャッパ(候補者連記名簿)が拍手で承認された。
 3期満了で今年末に退任する菊地会長は、「移住者の救済援護のために電話と机一つで始めた援協も、今では大きな組織に成長した」と振り返る一方、「公益団体として存続してゆくには、ブラジル社会に対する要求にも応えていく必要がある」と現状を説明した。
 任期中は公益団体として存続するため、新たな取り組みも始めた。サンミゲル・アルカンジョSUS病院、自閉症児療育学級「青空学級」(PIPA)、奄美事業所など。やすらぎホームの跡地に新設を予定する、高齢者向けのグアルーリョス病院もその一環だ。
 ブラジル社会からの要請に応えつつも、「高齢化する日系社会では介護問題の解決も必要。創立の精神を忘れずに、日系社会を守っていってほしい」と期待を込め、「非常によい時期に会長になれた」として、これまでの各方面からの支援に感謝を述べた。
 事業計画案としては、日伯友好病院の拡張、グアルーリョス病院建設第1期などが予定され、約6400万レアルを計上。それを含む17年度の予算案は、総収支で9億2千万レアルを見込む。
 佐々木弘一会計理事は、「磐石な運営のために、実現性のある内容で予算を積上げてきた」と語り、過去の実績から、収入を最小、支出を最大と仮定しインフレ率を加算して堅実な予算案を作成。SUS病院など赤字分を友好病院の黒字などで補填し、公益団体としての安定的な財政運営を続けてゆく。
 17年から発足する新体制。与儀氏は「承認頂きありがとう。厳しい経済情勢のブラジルだが、創立の精神と諸先輩方が築かれた基盤をしっかり引継ぎ、力を合わせて一緒に頑張りたい」と意気込みを語った。
 主な新役員は次の通り(敬称略)。【会長】与儀昭雄 【副会長】第一=税田清七、第二=井上健治、第三=園田昭憲、第四=具志堅茂信、第五=州崎順 【書記】佐々木弘一 【会計】小田セルジオ

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