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《ブラジル》JBS社主兄弟の司法取引は罪深い「完全犯罪」

バチスタ兄弟が前日に10億ドルを買ったとの報道

バチスタ兄弟が前日に10億ドルを買ったとの報道

 テメル大統領は20日午後3時前、緊急声明で「盗聴者は完全犯罪を行った」との異例の糾弾をした。ここから分かることは「JBSのバチスタ兄弟にはめられた」と大統領が激怒していることだ。ブラジルには「大物役者」がそろっていると思っていたが、今回ばかりは度肝を抜かれた。いくら政治家の汚職がひどいとはいえ、自分と企業を生き残らせるために、大統領や祖国を「売る」かのような行為にも見えるだからだ▼ジョエズレイ・バチスタ氏は司法取引供述を済ませた直後の10日、家族と一緒にさっさと米国行きの飛行機に乗り込んだ。司法の承認をえて今後は米国で生活する。巨額の賄賂を1829人の政治家に渡した事実を暴露したのだから、ピストレイロ(暗殺請負人)が何百人と向かってもおかしくない。当然だ。とはいえ、最大手ゼネコンのオデブレヒト元社長のマルセロ被告は、同じく司法取引したにも関わらず刑務所にいる。不平等感がくすぶる状態だ▼

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