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東西南北

 リオ州では、財政破綻に端を発する保安状況悪化が一段と深刻化している。同州では既に97人の軍警が殺されたと報じられているが、14日には、この状況を風刺するような出来事が、世界的なスーパースター、マイケル・ジャクソンの銅像に起きた。リオ市南部ボタフォゴにある銅像は、1996年に彼がミュージック・ビデオの撮影に訪れたのを記念して作られたもので、観光名所の一つにもなっている。ところが、両手を掲げたポーズを取るマイケルの銅像の肩に、何者かが本物のマシンガンをかつがせているのが見つかった。皮肉としては絶妙だが、リオの現実を考えるに、笑えないジョークだ。
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 14日、サンパウロ市セントロで、身体障害者の世話を行う団体が街中に出てデモ行進を行った。行進には、介護従事者のみならず、彼らに支えられる形で外に出た障害者自身も車椅子に乗りながら参加した。これはジョアン・ドリア市長の市政による8月分の助成金の支払いの遅れに抗議するためで、助成金の遅れのために身障者へのケアができないと訴えた。同件に関しては、市も支払いの遅れを認め、今週中には支払うとか。助けが必要な人こそ優先してほしい。
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 今日16日は、サッカーのブラジル杯準決勝第1試合が行われる。既にサンパウロ州勢は全て敗退してしまったが、準決勝の組み合わせは、ボタフォゴ対フラメンゴのリオ勢同士の対決に、グレミオ対クルゼイロとなる。いずれも、全国選手権でも上位につけているチームが並んでいるが、優勝すると来年のリベルタドーレス杯出場権が確保できるため必死だ。

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